イベント

各位

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻土屋研究室
一般社団法人日本産業用無人航空機工業会

第3回 無人航空機の認証に対応した証明手法の事例検討ワークショップ開催のご案内

1．趣旨

　国立大学法人東京大学では、NEDO（国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構）「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト（通称：ReAMoプロジェクト）」において、「ドローンの性能評価手法の開発／次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発」に係る委託事業（以下、本事業）を実施しています。
　本事業では、無人航空機の許可・承認や運用に必要な安全性に関する証明/認証手法を研究開発し、航空業界の標準化のコミュニティと協調し、国内外で標準化活動等を実施致します。実施事項の一項目として、第一種/第二種の機体認証/型式認証の適合性証明手法として活用可能な証明手法の検討を実施しています。

　このような検討を機動的・効率的に進めるにあたり、業界の知見を広く収集すると共に、議論の促進を図るため、2024年度は「無人航空機の認証に対応した証明手法の事例検討WG」（以下、事例検討WG）及び、WG内に「タスクフォース」（以下、TF）を設置し、無人航空機の設計検査における適合性証明手法の検討TF（第一種）及び、事例に基づいた解説書の作成TF（第二種）を実施しています。事例検討WGでは、証明手法に関する具体的な論点について検討の方向性をTFに示すと共に、各TFでの検討結果に対しより広い視野でのレビューや議論を行うことで、成果物となる航空局発行ガイドラインの解説書の事例となる文書等に対するWGとしての合意形成を図ることを目的としています。

　上述の活動と共に、業界関係者に対し航空局発行の文書や事例検討WG・TFでの議論等をもとに、無人航空機の機体認証/型式認証への理解を深める情報提供を目的とした第3回目の「ワークショップ」を開催します。本ワークショップは、一般社団法人日本産業用無人航空機工業会（JUAV）の協力のもとで開催いたします。
　今回は適合性証明計画(CP)作成ワークショップを、対面にて実施いたします。参加を希望される方は以下の要領に従い、参加登録をお願い致します。

2．開催日時及び参加方法

〇第3回 ワークショップ（適合性証明計画(CP)作成）
　・ 開催日時： 2025年2月20日(木) 13:00～16:30
　・ テーマ： 適合性証明計画(CP)作成
　・ 開催方法： 対面のみ　
　・ 開催場所： 国土交通省 航空局 航空機技術審査センター　会議室
　　（〒480-0202 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 名古屋空港管理庁舎）
　・ 講師：松橋 雅彦氏（一般社団法人 日本産業用無人航空機工業会　理事）
　　 オブザーバー： 国土交通省 航空局 安全部 航空機安全課 航空機技術審査センター（AECC）
　・ 参加費： 無料
　・ 参加人数： 25名（定員に達し次第募集停止いたします）
　・ 想定参加者：無人航空機の型式認証の取得を目指す機体メーカー/部品メーカー商社
　・ 参加条件：
　　 ① 事後のアンケートにご回答いただけること
　　 ② ノートパソコンを持参いただけること
　　 ③ 事前に以下の「無人航空機の型式認証等の取得のためのガイドライン型式認証プロセス適合性証明計画 解説書」を通読いただけること

■NEDO ReAMo 次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発
　「無人航空機の第二種 型式認証等の取得のためのガイドライン解説書」　　　　　　　　　　　　
　　https://reamo.nedo.go.jp/introduction/introduction_1_1_1_2

〇アジェンダ（予定）：
　1．適合性証明計画（CP）作成ワークショップ
　2．質疑

3．参加登録方法

　第3回 ワークショップへの参加を希望される方は、以下のFormsから参加登録をお願いいたします
　＜申込フォーム＞
　　https://forms.office.com/r/AKGXebaB9q
　＜締切＞
　　2025年2月18日(火) 正午

本件に関する問い合わせ先：
　一般社団法人 日本産業用無人航空機工業会(JUAV)
　seminar (at) juav.org

　東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 土屋研究室
　担当：髙橋・五十嵐
　nedo-reamo-tokyouniv-secretariat-group (at) g.ecc.u-tokyo.ac.jp