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「無人航空機のフライトシミュレーターの安全認証に必要な要件の研究開発」に関する2023年度調査報告会のご案内
各位
国立大学法人 筑波大学 システム情報系情報工学域
認知システムデザイン研究室
「無人航空機のフライトシミュレーターの安全認証に必要な要件の研究開発」に関する
2023年度調査報告会のご案内
1.趣旨
国立大学法人筑波大学、国立大学法人東京大学、株式会社電通国際情報サービスでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(通称:ReAMo プロジェクト)」において、「ドローンの性能評価手法の開発/次世代空モビリティの安全認証および社会実装に求められる性能評価手法に関する研究開発」に係る委託事業(以下、本事業)を実施しています。本事業の一環として、無人航空機のフライトシミュレーターの安全認証に必要な要件の研究開発に取り組んでいます。無人航空機の安全な利用のためには、ライセンス付与に必要なスキルや、より高度な運用を行うために必要なスキルの獲得・維持・向上のための訓練が重要です。この訓練を効果的に行えるようにするためには、フライトシミュレーターの適切な利用が重要な役割を担うと考えられます。効果的な訓練に資するフライトシミュレーターを開発・運用するために求められる要件を明らかにするために、これまで、ドローンスクールや訓練の場面におけるシミュレーターの利用の実態や今後のニーズについて調査を進めてきました。今回は、これら調査結果を報告し、様々な関係者の皆様からご意見をお伺いして、今後の活動に反映したいと考えています。
無人航空機のフライトシミュレーターの開発、運用にご関心をお持ちの皆様に広くご参加いただければ幸いです。
2.開催日時及び開催方法
開催日時 2023年7月7日(金) 15~17時
開催方法 Zoom ウェビナー (参加申し込みをされた方にリンクをお知らせします)
参加費 無料(どなたでもご参加いただけます)
3.プログラム
- 15:00-15:05 挨拶:東京大学 鈴木 真二
- 15:05-15:15 趣旨説明:筑波大学 伊藤 誠
- 15:15-16:00 調査報告その1:一般社団法人日本UAS産業振興協議会 田口 直樹 氏
概要:フライトシミュレーターの安全認証に必要な要件の研究開発を目的とし、①国内外のドローンスクールにおける利用実態やニーズ調査 ②海外の行政機関への利用実態調査 ③点検、測量、輸送分野における実態調査 ④現状の国際規格の調査を実施した。これらの結果を報告する。 - 16:00-16:45 調査報告その2:MFエンジニアリングオフィス 藤井 正毅 氏
概要:フライトシミュレーター開発にあたっては、無人航空機のユースケースを定義する必要がある。そのインプット情報として、「無人航空機による事故等の情報提供」として国土交通省Webに公開されている内容について調査を行ったので、その概要を紹介する。 - 16:45-17:00 まとめ 筑波大学 伊藤 誠
4.申込方法
申し込みは締め切りました
<個人情報の取り扱い>
取得した個人情報は、主催者(筑波大学、東京大学、電通国際情報サービス)および、関係省庁等が業務に利用する他、主催者が今後の企画等について連絡をとるために利用する場合があります。登録時にご提供頂いた個人情報は上記の目的以外で利用することはございません(ただし、法令等により提供を求められた場合を除きます)。また、個人を特定しない情報を元にし、申し込み結果の一部については報告書等に利用させて頂きます。
<本申し込みに関する問い合わせ先>
筑波大学 認知システムデザイン研究室
reamo-simulator(at)css.risk.tsukuba.ac.jp